内科一般

当院では、下記症状などの一般内科を幅広く診察しております。

○風邪、発熱、おう吐、下痢、めまい、頭痛など急性疾患の治療
○循環器内科の疾患(高血圧、慢性心不全、不整脈、狭心症、弁膜症、カテーテル治療を受けた方等)
○呼吸器内科の疾患(気管支喘息、長びく咳、在宅酸素療法など)
○高血圧、糖尿病、高脂血症 など生活習慣病

当院で対応不可能な際は、基幹病院(市立伊丹病院、近畿中央病院等)へ御紹介します。どこの科に受診したら良いかわからない時も、とりあえず竹内クリニックを受診して下さい。

検査について

当院では下記の検査を行なっております。
詳しくはご相談ください。

 
●レントゲン検査 胸部・腹部などの検査
●心電図検査 不整脈・心肥大・狭心症などの検査
●腹部エコー 肝臓・胆嚢・腎臓などの検査
●心臓エコー 心不全の状態・心肥大・弁膜症などの検査
●24時間心電図検査 (ホルター心電図)
24時間を通して不整脈や狭心症の状態を検査します
●血液検査 肝臓病・血尿・糖尿病・コレステロールなどの検査
アレルギーの検査も行います
●尿検査 蛋白尿・血尿・糖尿病・腎臓病などの検査
●便検査 大腸がんの検査、細菌感染の検査
●ピロリ菌の検査 尿素呼気試験で、ピロリ菌の有無を調べます

健康診断について

健康診断で「健康」とされる基準を、人間ドッグ学会などがつくる専門家委員会が大幅に緩めるように提言したことが話題となりました。血圧や血糖値が高めの方にとってはうれしいニュースであったかもしれませんが、だからと言って高血圧や高血糖を放置していいわけではありません。基準値が緩和されたこととは関係なく、年に1回程度は健康診断を受ける必要があります。自覚症状がない早期の段階で重大な病気を発見することが出来れば、スムーズな治療、そしてスムーズな社会復帰が期待できます。自覚症状がないから健康診断は受けなくていい、という認識は間違いです。がんや糖尿病などの重大な病気は、初期段階では自覚症状がほとんどありません。そのため発見が遅れ、気が付いたときには手遅れになるのです。そのようなことがないように、最低でも年に1回は検査を受けるようにしましょう。

当院の健康診断(予約が必要となります)

特定健診(伊丹市在住の方が対象です)
 
●40歳〜74歳の伊丹市国民健康保険の被保険者の方(受診券が必要です)
●75歳以上の後期高齢者医療制度の被保険者の方(受診券は不要です)
国保組合・社会保険などの被保険者の方(受診券が必要です)
50歳〜64歳 65歳以上
●前立腺がん検診(50歳以上で伊丹市在住の方) 1,000円 無料
●肝炎検診(伊丹市在住の方)
☆過去5年以内に受けられた方は、受診できません。
1,100円 無料
●大腸がん検診(伊丹市在住の方) 600円 無料

*受診時は、健康保険・受診券をお持ちください。
*75歳以上の方は受診券は不要です。
*受診当日は、採血・尿検査がありますので、空腹・排尿できる状態で来院してください。

自費による健康診断(予約が必要となります)

入学前・入社前・施設入所前等
料金表
●診察・問診 5,500円
●診察・レントゲン 6,850円
●診察・心電図 6,850円
●診察・血液検査 7,700円
●診察・レントゲン・心電図 7,700円
●診察・レントゲン・血液検査 9,350円
●診察・心電図・血液検査 9,350円
●診察・レントゲン・心電図・血液検査 11,000円

*診察には、問診・尿検査・身長・体重測定・聴力・視力検査が含まれます。

追加項目
●B型肝炎抗原(HBsAg) 300円
●C型肝炎抗体(HCV) 1,300円
●梅毒反応(RPR.TP抗体等) 500円
便検査(予約は不要です)
●サルモネラ・腸チフス・赤痢・出血性大腸菌(О-157など) 何項目でも
3,000円

予防接種について

日本の予防接種には定期接種、臨時摂取、任意接種があります。定期接種や臨時摂取はもちろん、任意接種も受けておくに越したことはありません。近年はワクチン接種による死亡事故がクローズアップされるようになり、予防接種を受けるリスクばかりが注目されていますが、予防接種にはリスクに見合ったリターンが存在します。たとえば日本脳炎の場合、予防接種が十分に定着していなかった1960年ごろは毎年約数千人が日本脳炎にかかっていましたが、現在は予防接種の定着により、年間で数人程度にしか見られなくなりました。日本脳炎は感染者の約半数に発達の遅れなどの後遺症が残る危険な病気です。予防接種にはこのような危険な病気のリスクを大幅に少なくする効果があります。現在日本で流通しているほとんどのワクチンは極めて安全であり、副作用はほとんどありません。予防接種を受けるリスクと受けないリスク、どちらが大きいかと聞かれれば、私は受けないリスクの方が確実に大きいとお答えします。

当院の予防接種(予約が必要となります)

インフルエンザワクチン
 
●伊丹市在住で65歳以上の方 1回1,500円
●高校生〜64歳迄の方 1回4,000円

*当院では高校生以上の方から実施しています。
*20歳未満の方は必ず保護者同伴でお願いします。

肺炎球菌ワクチン
 
●概ね60歳以上の方、もしくは呼吸器疾患等の
基礎疾患がある方が対象です。
1回8,500円

*乳幼児の肺炎球菌ワクチンの接種は当院では行っていません。
*5年以内に接種された方は接種できません。
(前回の接種より5年経過された方は、接種可能です。)

麻しん・風しん・水痘・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
 
●麻しん・風しんワクチン 9,000円
●麻しんワクチン 6,000円
●風しんワクチン 6,000円
●水痘ワクチン 8,000円
●おたふくかぜワクチン 6,000円

*乳幼児~小児の方の公費での定期予防接種は当院では行っていません。
*予防接種に来院される際には、お持ちであれば健康手帳又は母子手帳をお持ちください。
*体調が悪い(37.5℃以上の発熱や風邪症状など)ときは、接種できません。
*20歳未満の方は必ず保護者同伴でお願いします。
*他の種類のワクチンを接種してから日数が経ってない時も、ワクチン接種できません。
(ワクチンの種類によって接種間隔は異なりますのでお尋ねください。)
*不明な点はお気軽にお尋ねください。

ピロリ菌検査について

ピロリ菌はその正式名称を「ヘリコバクター・ピロリ」という、胃に住み着く菌です。かつては胃の中は酸性が強く、とても菌が住めるような環境ではないといわれていたのですが、1980年代になるとその存在が明確に確認されるようになりました。ピロリ菌は慢性胃炎や胃がん、大腸がんなどの原因になります。特に日本人の胃がんは95%がピロリ菌の慢性感染で引き起こされるため、検査したうえで除去することが推奨されています。ピロリ菌の保菌率は国の経済状態と密接な関係があります。豊かで衛生的な暮らしをしている先進国の人間は感染率が低く、劣悪な環境に住む発展途上国の人間は感染率が高い傾向にあります。ならば豊かな日本ではピロリ菌の心配は必要ないかというと、そんなことはありません。日本もかつては貧しく、衛生状態も悪かったため、その時代を生きた高年齢層の保菌率はかなり高くなっています。具体的には20代の保菌率は20%程度であるのに対して、50代以上では約80%が保菌者となっています。検査には内視鏡を使う場合もありますが、現代では呼気や血液、尿を用いて検査することが可能なため、痛みも負担もありません。胃炎や十二指腸潰瘍などの自覚症状がある方は、必ず一度検査を受けるようにしてください。

☆保険適応対象者

・以前に胃カメラもしくは胃透視(バリウム検査)を受けられて、「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」「慢性胃炎」と診断された方。
・ピロリ菌の除菌後2ヶ月後の判定の方。
・上記以外の方は、現在は自費診療です。(自費診療で1回6,600円です。)

○検査当日は空腹で来院してください。当日はタバコもダメです。
○検査当日は検査に20分程度要します。

(注:2週間以内に胃薬(タケプロン・オメプラール・パリエット・ネキシウム・ガスター・アシノンなど)、抗生物質(クラリス・パセトシンなど)を内服されている方は、検査日の延期が必要です。)